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知財業界の職業病(弁理士の日特別企画)

2017年7月1日 |  kenichi inaho

本日7月1日は「弁理士の日」です。「弁理士と弁理士試験のブログ-弁理士試験の勉強法-」(http://benrishikoza.blog24.fc2.com/)を主催するドクガク氏から、「弁理士の日」を盛り上げるべく、今年は「知財業界の職業病」というお題を与えられました。

正直なところ、たとえば特許担当者であれば、「言語表現に異常なこだわりを見せる」とか、「座ってばかりいて腰を痛める」など、無難なものしか思い当たりません。

ちょっと困ってしまって、『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)の読者レビューを眺めてみたところ、「読んだ後は普段目にするいろんな表現や技術のニュースが以前と違って見えるのもおもしろかった」というものを見つけました。

拙著は「知財業界の入口」を示しているに過ぎませんが、このような読了後の意識の変化を見ると、「身のまわりで見聞きするものを、何でもかんでも知財に結び付けて考えてしまう」というのが、知財業界の職業病のような気がします。